白銀ジャック
2010年10月19日
「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。今、犯人との命を賭けたレースが始まる。圧倒的な疾走感で読者を翻弄する、痛快サスペンス。
本屋行ったら、最近出来た文庫レーベルで東野さんがいきなり文庫本を出してたので衝動買い。
スキー場で爆弾の話。
文庫の帯に、予想は全て外れるだろう見たいな本人のコメントがあったけど、そこまで突飛な感じでもなかった。
緊迫感もそこまでなくて、割とあっさりしたミステリ。
読みやすくてそこそこ面白い。
評価:★★★★☆ 4.5
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