手紙
2008年12月03日
東野 圭吾
文藝春秋
売り上げランキング: 1388
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おすすめ度の平均:
「差別」とは独立した言葉ではないと思う社会性の死
被害者も加害者も現実は大変なんだろうと思う。罪を犯してはいけないと痛感する。
差別のある社会を生き抜くために・・・
心に響いてくるものはなかった
手紙、読了。
強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。
秘密に引き続き、amazonレビューの高さにつられて買ったノンミステリー(?)。
兄が強盗殺人を犯して、その影響で弟が苦労して生きていく、という内容。
差別とかそういうことについて考えさせられる物語です多分。
兄が殺人で刑務所入りしたと言えば、イノセントラブもちょっと似てるかもしれない。
と思ってHPを開いてみたら表紙絵にびっくり。
なんだこれは…。
しかし、イノセントラブはかなり予想外で何か怖いドラマ。
なんかちょっと非現実すぎる気がして駄目。
原作がラストフレンズの人なのかぁ。
話が逸れた。
そんなわけで。
評価:★★★★☆ 4.5
話は良いとは思うけれど、終盤までずっと「兄貴うぜー」な主人公の思考にはちょっと共感出来ないかな。
やっぱり東野さんはミステリーの方が良いかも。
というかただの好み。
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