秘密
2008年11月26日
東野 圭吾
文藝春秋
売り上げランキング: 291
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おすすめ度の平均:
人間のもつ本性をフィクションを通じて訴える泣いてしまいました。
どこまでも切ない物語。
本当の秘密
号泣
秘密、読了。
今回は完全にミステリーじゃないと分かって買いました。
amazonレビューに影響されて。
妻と小学五年生を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだ筈の妻だった──。
これはなかなか。
感動するかも。
特に終盤。
でも、「ちょっとお父さんやり過ぎじゃないですか」っていう部分も多々。
それくらいやるからこそ、そのあとの意味が出てくるんだとは思うけど。
それにしても、物語の構成は非常に上手いと思う。
最初の方があとに効いてくる書き方はさすがだな、と。
評価:★★★★★ 5.0