さよならピアノソナタ3
2008年09月25日
アスキー・メディアワークス
売り上げランキング: 4208
とりあえず進んでみる
恋と革命と音楽の物語第三弾
さよならピアノソナタ3、読了。
あれ、読むペースが速いな。
ん?
授業中?
そんな、いくら授業がつまらないからってまさか授業中に何か読むわけ無いじゃないですか、もう。
朝の電車が座れない日は読む量が増えるんです。
そんな話は置いておいて。
「もう決めたんだ。ずっと真冬のそばにいる」
合宿後のライブが終わって、今度は合唱コンクール、体育祭、文化祭の豪華3本立て。
二人の関係も良い感じに盛り上がってきました。
真冬のツンデレモード全開。
直巳はもう少し頑張りましょう。
そうそう、真冬の知人で直巳のライバルっぽい少年が登場しましたね。
でも、あんな女装が趣味の少年に直巳が負けたら主人公失格。
直巳はもう少し頑張りましょう。
それにしても、杉井さんの文章は何か引き込まれる感じがする。
やっぱり作者買いは正解だった。
ただ一つ難があるとすれば、専門用語。
1巻のレビューでは知らなくても問題ないって書いたけれど、やっぱりここまで多用されるとその場面を上手く想像できないもどかしさが生じる。
楽曲紹介は作者ブログにあるけど、それ以外の音楽用語の解説は無し。
真冬との絡みのシーン(もちろん性的な以下略)では、音楽に意味を持たせている事が多いから、やっぱり用語の意味は知っておきたいなって思う。
評価:★★★★★ 5.0
面白かった。
直巳にちょっといらつくところもあるけど、それはそれで良いのかなぁ?
次巻では今度こそ。
期待してます。
そういえば、あとがきの最後の2ページのインクがやたら薄かった。
や、どうでも良いんですけどね。
インクの濃さが途中で変わるのはどうにかならないのかな。
old « さよならピアノソナタ2 | メイン | 本とかスピーカーとか » new