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メディアワークス文庫買うぞってことで買った杉井さんの本。

前触れなく人間が消滅し、その痕跡も、周囲の人々の記憶からも消え去ってしまう世界。人々は普段通りの生活を続けながらゆるやかに訪れる世界の終わりを待っている。そんな世界でぼくは例外的に消えた人間の記憶を保持することができた。そしてぼくは気がつく。人が消えていくばかりの世界の中、いなかったはずの少女がいつのまにかクラスの一員として溶け込んでいることに―。ゆるやかに終わっていく世界での、切ない恋を描く感動の物語。

何故か人が消えてその記憶も消えてしまうという世界の話。

なんだろう。
不思議感にちょっとわくわくさせられるところはあったものの、なんかそのまま終わってしまった感じ。
ラストも特に感動もなく…。

さよならピアノソナタ系ではあるんだろうけど、それに比べると劣るかなぁ。
というか、あまり理解出来ずに読み終わってしまった。
ちょっと残念。

評価：★★★ 3.0

終わる世界のアルバム (メディアワークス文庫)

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杉井 光
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