とある飛空士への追憶
2008年07月09日
小学館
売り上げランキング: 372
「美姫を守って単機敵中翔破、1万2千キロ。やれるかね?」
王道。しかしそれ以上のものがある。
いろいろ損をしているかもしれないけど、すばらしい
ようやくお店にも重版が出回り初め。。。
とある飛空士への追憶、読了。
これは素晴らしい。
面白かった。
美姫を守って単機敵中翔破、1万2千キロ。やれるかね?
とある飛空士シャルルと次期皇妃ファナの空戦恋愛物語。
ファナを無事に皇都まで届ける。
ただそれだけ。
ただそれだけを長々と書いているのにもかかわらず、全く飽きさせないのは筆者の技量あってこそか。
とにかく、空戦の臨場感溢れる描写がとても良い。
映像化したらもっと良いのでは。
そして読んでる最中、脳裏に紅の豚が浮かんだのは自分だけじゃないはず。
あえて言うなら、終章は無くても良かったんじゃないかな…。
評価:★★★★★
文句なし。
そういえばあとがきが無かった。
あとがきは個人的に最後の楽しみなんだけどな。
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