狼と香辛料3
2008年08月24日
狼と香辛料3、読了。
うーん。
何だろう。
あのバカップルは。
さて今回は、
ホロの故郷ヨイツの情報を集めるために冬の大市をまさに開催するところのクメルスンにやってきて。
途中で出会った若い行商人アマーティがホロに惚れてゴニョゴニョ。
といった感じで、今回は商売を進めるというよりは、その途中の街で起こったちょっとした騒動のお話。
もちろん取引ネタは出てきます。
相手との信用の上で成り立つ商売をしている中で、期待に反する事態が起こるのはかなりショックが大きい。
でもちゃんと最後には上手くまとまるからこそ安心して読める。
そんな期待を裏切らないこの本は素晴らしい。
評価:★★★★★ 5.0
3巻連続の最高評価。
アニメで出てこない3巻でも面白く読めたということは、今後も期待して良いって事でしょう。
ところで、アマーティが銀貨を金貨に両替したのは何か目論見があるのかな…と思ったんだけど。
読めたと思ったら何もなくてちょっとがっかり。
あ、あと1つ。
この筆者は「足元をすくわれる」という表現を割と良く使うのだけど、確かそれは誤用だったと思うんだけど、校正の対象にはならないのかなぁ…?
と毎回思いつつ読んでたりします。
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