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容疑者Xの献身

2008年09月07日

容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)
東野 圭吾
文藝春秋
売り上げランキング: 6
おすすめ度の平均: 4.5
5 2回読むことをオススメします
5 素晴らしい作品
5 再読したくなるトリックは見事
5 やっぱり涙して読みました。
4 最後のシーンで一気に涙が・・・

容疑者Xの献身、読了。

あらすじ。

アパート暮らしの母娘が以前からしつこく付きまとわれていた前夫を殺すが、それを知った隣人の天才数学者で高校教師である石神が隠蔽に協力する。
彼の完璧なトリックに天才物理学者湯川が挑む。

ちょっと、これは、すばらしい。

石神のトリックがかなり巧妙で、犯人はわかっていても何故犯人が確定しないのか、そこが読んでいるとなかなか楽しい。
更に。
読者を裏切る予想外の結末。

もうね、最初何言ってるのかちょっと理解できなかった。
嘘をついて騙そうっていうものかと思った。
これは意外。

評価:★★★★★ 5.0

文句なしの満点。

同じミステリーの三毛猫ホームズよりこちらの方が良かった。
あちらは複雑すぎて最後に辻褄合わせしてる感じだけど、こちらは非常にシンプル。

あと、ガリレオっていうとドラマでは謎を解くのに科学的な論理を使っていたんだけど、今回はそういうのはあまり無かった。
寧ろ純粋な推理って感じでこっちの方が良かった。

ちなみにこれ、10月に映画化されますよ。
時間があったら見たいかな。


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