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死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 5-1)

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七尾 与史
宝島社 (2010-07-06)
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“「死神」と呼ばれる殺し屋のターゲットになると、24時間以内に偶然の事故によって殺される”。特ダネを追うライター・陣内は、ある組長の死が、実は死神によるものだと聞く。事故として処理された彼の死を追ううちに、陣内は破天荒な天才投資家・本宮や、組長の仇討ちを誓うヤクザとともに、死神の正体に迫っていく。一方で、退官間近の窓際警部と新人刑事もまた、独自に死神を追い始めていた…。第8回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。

借りた本その9。

表紙からして、まともな小説では無いと思っていたけど、予想以上に面白くなかった。
「このミス」大賞作品らしいけど、どの辺が評価されているのか全く分からない。

伏線を色々張って最後に上手くまとめようとして、逆にまとまりのないばらばらな感じになってる気がする。
そこまでして色んな人物を登場させたのにもかかわらず、ラストの驚きもすっきり感も皆無。
訳の分からないラストで締められて、何のためにここまで読んできたのかって思った。

ところでこの作品を貸してくれた人は、ラノベを読んだことが無いらしいんだけど、「ラノベっぽい」と評してた。
ラノベ＝レベルが低いギャグ小説って訳じゃないですからね。
というかこの作品はギャグとしても全然面白くないけど。

評価：★★★ 3.0