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イリヤの空、UFOの夏1、読了。

まず初めに。
長編もので、1巻ごとに話がまとまっていないものは、ダメです。
終わりがとっても中途半端。
続きが読みたくて仕方がない、っていうくらいに面白いなら許せるけれど、そうじゃないのはダメ。

序盤の、少女登場シーンは割と良かった。
真夜中のあんなところで不思議ちゃんと邂逅みたいな感じがいかにもラノベっぽい。

登場人物に関しては、まぁ普通。
特に嫌な感じの人はいなかったし、主人公も普通の男子学生だったし。

文章は、読みにくくもないし、薄くもないし、問題なし。
ただ、下ネタが若干多いかな。
あと、飛行機だかの専門用語がちょっと意味不明だった。

そして、amazonでやたら高評価なのが謎。 文章力が凄いとか、そこら辺は本あまり読まない人なのでよく分からないけど、

楽観的な前半、悲劇的な後半、そして感動のクライマックス。

感動のクライマックスとか何処にあったの？

全部読んだ人が、全体の感想として1巻のところに書いてるのかなぁ？
そうじゃなきゃあそこまでべた褒めする理由が1巻にあるのか…と。

そんなわけで。

評価：★★★　3.0

中途半端さは半月と同じくらい。
文章量はイリヤの勝ち。
キャラの魅力は半月の勝ち。
挿絵は…。
あれ、章始め意外に挿絵無いな。

ま、そんなとこです。
2巻は買いません。
これの2巻買うなら寧ろ半月4巻買います。

次はネコ次郎のホームステイ赤川次郎の、三毛猫ホームズの推理を読みます。