V金10号のステンレス包丁を購入
2013年02月06日
先々週の日曜日にタマネギスライス中に小指もスライスしちゃって、ついかっとなって新しい包丁を買った。
前の包丁が切れないって言うわけではないけれど、実家にあった鋼の包丁に比べると、ぺらぺらで食材への食い込みが悪い気がして、ややストレスを感じてた。
買ったのは「本鍛造 梵天雲龍 63層 ニッケルダマスカス 牛刀180mm」っていうステンレス包丁。
最初は鋼にしようかと思ってたけど、そこまで頻繁に使うわけでもないし、放置して錆びるのも嫌だったからステンレスにした。
ただし、前みたいなしょっぱいステンレス包丁ではなくて、ちょっと良い奴を買おうと思って色々調べた。
調べてみると、ステンレスの中でも銀三(銀紙三号)とかV金10号とかいう名前の鋼材が良いらしい。
そして銀三よりもV金10号の方がやや切れ味が良いとのことで、V金10号の包丁を探した。
ちなみにステンレスだとグローバルが大人気だけど、人気過ぎるのと鋼材的にはそこまで良いものでも無いらしいって言うことで除外。
あと柄がステンレスで冷たそうだし滑りそう。
V金10号で調べると、堺一文字光秀のFV10シリーズが有名らしい。
最初はこれにしようかと思ったけど、砥石買うことを考えるとちょっとお高い。
そこで、もうちょっと安めの梵天雲龍にした。
全てV金10号で出来たFV10とは違って、心材にV金10号が使われていて、それを別のステンレスで挟んであるらしい。
鋼をステンレスで挟んでいいとこ取りした包丁とかあるけど、きっとそういう感じ。
63層のダマスカス模様とかは別にどうでも良かったけど、実物を見ると写真より大分綺麗。
そんなに主張してるわけでもなくて、光の加減で見えるくらい。
重さは178gで、前使ってたツヴィリングの三徳包丁よりずっしりした感じ。
柄も握りやすくて持った感じのバランスも良さそう。
前のは軽すぎてなんか切りづらかったから、適度な重さがあった方が良いと思った。
というわけで、週末あたりに適当になんか試し切りしてみる予定。
鶏肉の皮が綺麗に切れたらきっと感動する。
期待してみる。
以下写真。
柄。
刃の金属が柄まで貫通してるから、重量バランスが良さげな感じ。
追記(2014/02/02):
包丁を買って1年が経った。
たまに研いだりしながら使っているけど、今のところとても切れ味も良いし、重量バランスも良くてとても切りやすい。
以前使ってたツヴィリングの包丁の場合、堅いものだったり肉を切ろうとするとちょっとストレス感じることがあったけれど、この包丁にしてからはそういうことが殆ど無い気がする。
今のところ全く錆びてもいないし、欠けることもない。
でもやっぱり自分で砥石で研ぐのは重要だね。
切れ味がかなりアップする。
前まで使ってた簡易シャープナーは全く使ってない。
簡易シャープナーは楽だけど、一時的な切れ味回復しかしないみたい。
長期的に切れ味を回復させるなら、ちゃんと砥石で研がないと。
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