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とある飛空士への恋歌 2 (ガガガ文庫)

posted with amazlet at 09.07.29

犬村 小六
小学館
売り上げランキング: 159

おすすめ度の平均:

ちょっと期待はずれかな…
ここから巻き返せるのか
意外なほどのほのぼのスローペース
学校生活スタート！
良く言えば王道的に、悪く言えば没個性化

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―なんて自由なんだろう。クレアの胸は喜びに満ちあふれていた。青空の下、ひとりで自転車をこぎ、カドケス高等学校飛空科の入学式へ向かう。たったそれだけのことがたまらなくうれしい。そして今日は「彼」に逢える…。空の果てを目指し旅立った空飛ぶ島イスラで、カルエルたちの新生活がはじまった。各国から選抜された個性的なクラスメイトたちと、彼らとの和気藹々な寮生活。そして飛空訓練。意を決し、クレアにペアを申し出たカルエルだったが―。希望と不安の狭間でゆれるふたつの鼓動。回り出す運命の歯車。待望の続刊。

恋歌の2巻目。

追憶は割とテンポ良く進んで1巻でまとまっていたけど、恋歌は意外にスローペース。
追憶で感動した空の描写もまだあんまり出てきて無くて、どちらかというと学園ラブストーリー的な要素が強いかな。
生徒も多くて正直ちょっと分かりにくい。

とはいっても、犬村さんの文章自体は結構好き。
語彙とか表現は豊富なのに、読みやすい。

次巻は空戦来そうなのと、追憶の国の登場でそろそろ期待してもいいですかね？

評価：★★★★☆　4.5

ところで。
登場人物のノリアキ・カシワバラってのがハンター×ハンターのゴンに見えてしょうがない。