ミミズクと夜の王: FreeTimes

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紅玉いづき
メディアワークス
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ほんわか

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一気読み

ミミズクと夜の王、読了。

「ねーねー綺麗なおにぃさあん」
ミミズクは出来るだけ大きな声で言った。
「あたしのこと、食べてくれませんかぁ………!?」

とりあえず主人公の口調が独特。
これが嫌いなら多分この作品はいまいちかもしれない。

序盤は、全然説明が無くて意味の分からない感じで不安になったけれど、後半はなかなか素晴らしい。
終盤は結構泣けます。

あと、ラノベだけど挿絵は無いです。
口絵も無いです。
表紙も独特で、ラノベっぽくないです。
中身も、ラノベっぽくないです。

amazonでは絶賛派と批判派が結構対立してる感じ。
批判派のコメントがなかなかきつい。
第1章読んで超批判してるコメントがあったけど、あれはコメントする資格無いな、と。
最後まで読まないとこの本のおもしろさは分からないはず。

そんなわけで、賛否両論ありそうな中身です。
個人的には好きな部類。
でも、他人にお勧め出来るかどうかは微妙と言ったところ。

評価：★★★★☆　4.5

読後感はかなり良く、後半は素晴らしいけど、前半がちょっと微妙だったのでその分だけ減点。

FreeTimes