魔法使いのハーブティー
2013年05月19日
魔法使いのハーブティー (メディアワークス文庫)
posted with amazlet at 13.05.19
有間 カオル
アスキーメディアワークス (2013-03-23)
売り上げランキング: 3,227
アスキーメディアワークス (2013-03-23)
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メディアワークス文庫でそこそこ評判の良いものを漁ってたら見つけた本。
親を亡くし、親戚中をたらいまわしにされる不幸な少女、勇希。夏休みの間だけ身を寄せることになったのは、横浜に住む、会ったこともない伯父の家。勇希が恐る恐る訪ねると、意外なことに、その伯父は可愛いカフェのオーナーをつとめていた。同居するにあたって、勇希が約束させられたのは―「魔女の後継者として、真摯に魔法の修行に励むこと」不思議なカフェを舞台に紡がれるのは、ハーブティーをめぐる、心癒される物語。
魔法って出てきた時点でファンタジー要素があるのかと思いきや、そういうのは全くない。
それどころか、「リーマンショック」とかとっても現代の単語が出てきたりする。
日常ミステリっぽい要素もあるんだけど、あんまり惹かれる感じでもない。
ほんわかほっこり日常系の話かと思ったら、終盤で展開が変わってドタバタして、何とかハッピーエンドという感じ。
なんか中途半端だった。
文章はとても読みやすいし、キャラも悪くない。
でもストーリーは合わなかった。
評価:★★★☆ 3.5
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