氷菓
2010年11月14日
いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。あるはずの文集をないと言い張る少年。そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実―。何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに。さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリ登場!第五回角川学園小説大賞奨励賞受賞。
先日読んだ春季限定いちごタルト事件が小市民シリーズの第1弾で、今回読んだのが古典部シリーズの第1弾。
どちらもシリーズものとしてそこそこ評価されてるみたいで、とりあえず両方読んで面白い方を読み進めようという計画。
内容的には、どちらも同じような感じ。
主人公の性格も似てるし、取り巻く人物も大体同じ。
日常的な軽めのミステリで、主人公が解き明かしていく構成も同じ。
その2つに差を付けるとしたらキャラくらい?
個人的には、小市民シリーズの方が好きだった。
小佐内さんが良い味を出してる。
あとは、古典部の方は後半から謎解きするぞって意気込んでる感じで、若干ミステリ要素が強いってところくらいかな。
ところで、内容的には似たり寄ったりなんだけど、レーベルが、小市民が創元推理で古典部が角川スニーカーだったりする。
創元推理はラノベレーベルじゃないけど角川スニーカーはラノベレーベルか。
でも内容は似てるから、ラノベって事になるのかな…?
そもそもラノベの定義って何だしっていう話になる。
まあどっちでもいいか。
評価:★★★★ 4.0
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