AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G 購入
2012年12月16日
最近無性に欲しかった、Nikon AF-S NIKKOR 28mm f/1.8Gを買った。
最近出たDXの18-300mmの高倍率ズームも欲しかったんだけど、値段も9万近くするし、よく考えると105mm以上が欲しくなるシーンってそこまで多くない。
そこで、標準域の明るい単焦点を買おうと思った。
FXフォーマットの28mm f/1.8Gと、DXフォーマットの35mm f/1.8Gで悩んだ。
性能は28mmの方が良いんだけど、何せ値段が35mmの3倍近い。
でも、28mmの方が寄れるし、画角もやや広角よりの標準で、求めてる用途に近い気がした。
と言うわけで、昨日注文して今日届いた28mm。
室内でちょっと触った感じをメモしておこう。
正確な値が知りたい人はphotozoneとか見れば良いよね。
・AF速度
爆速のMicro 60mmと比べると、やや劣るけど、割と良いと思う。
60mmは近接以外だと迷うこともあるけど、28mmはそんなに迷う感じは無い。
体感的にはそこそこ速いと思う。ストレス無い感じ。
・歪曲収差
やや収差があるけど、流石に単焦点だから極端にゆがむってことは無い。
現像時に補正しなくても気にならないレベル。
・周辺減光
絞り開放のF1.8だとそれなりに減光される。
・色収差
絞り開放だと色収差は出る。
画像は下の方で。
・ピントリング
ネットの情報だとピントリングに遊びがあって残念っていう意見があった。
確かに数ミリの遊びはある。
でも、近接撮影でマニュアルフォーカスしてみたけど、そこまで気にならなかった。
AFメインだし、これは大した問題ではなさそう。
・ボケ
まだ室内でしか撮れてないから何とも言えないけど、F1.8での後ボケはなかなか良い感じだと思う。
ボケの形は、開放だとまん丸で綺麗。
こんなところかな?
以下写真。
60mmとの比較。
28mmの方がやや短くて、重量も軽い。
何より金帯が付いてて格好いい。
なぜ60mmに金帯が無いのかは不明。
18-105mmとの比較。
18-105mmは距離目盛が無いね。
レンズフードを付けたところ。
やっぱりフードは花形が良いね。
多肉さんをF1.8、2.8、4.0、5.6、8.0で撮ってみた。
割と寄れるし、寄れば前後はボケるからなかなか良いね。
色収差の確認のために、絞り開放でレンズキャップを撮ってみた。(露出以外の補正無し)
「Nikon」の上側に緑のフリンジ、下側に紫のフリンジが出てる。
風景を開放で撮ったらフリンジ出そうだね。
ちなみに、Lightroom4はフリンジの補正も強化されたから、これくらいのフリンジなら完全に消せた。
夕食に作ったクリーム系のパスタ。
前ボケと後ボケは悪くない。
ただしフォークにパープルフリンジが若干出たからLightroomで消した。
28mmはちょっと広めかなって思ったけど、大分寄れるからテーブルフォトにも最適だと思った。
60mmだとそこそこ引かないと皿が入らないし、前後移動なしで撮るにはこれくらいの焦点距離が良いかもしれない。
以上、28mm f/1.8Gのファーストインプレッションでした。
今度外に撮りに行ったらまた載せようと思う。
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