館島
2011年10月01日
天才建築家・十文字和臣の突然の死から半年が過ぎ、未亡人の意向により死の舞台となった異形の別荘に再び事件関係者が集められたとき、新たに連続殺人が勃発する。嵐が警察の到着を阻むなか、館に滞在していた女探偵と若手刑事は敢然と謎に立ち向かう!瀬戸内の孤島に屹立する、銀色の館で起きた殺人劇をコミカルな筆致で描いた意欲作。驚愕のトリックが炸裂する本格ミステリ。
先輩から譲り受けた本その3。
悪くはなかった。
伏線は良い感じに張られてて、割と難易度も低い。
あ、多分こんな感じのトリックなのかな?っていうのは途中で何となく分かる。
リアリティの面ではちょっと問題ありだけど、最後の最後で突然あり得ないトリックを言われるよりは全然良い。
ただ、序盤が冗長なのと、キャラクタに魅力が無いところが残念。
最初の100ページくらいは殆ど中身が無いから、もっとコンパクトにまとめて欲しい。
そして、主人公が下心丸出しな刑事とかダメだろう…。
他の男性キャラも醜い。
評価:★★★★ 4.0
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