嘘をもうひとつだけ
2009年01月16日
嘘をもうひとつだけ (講談社文庫)
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東野 圭吾
講談社
売り上げランキング: 7539
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おすすめ度の平均:
加賀恭一郎シリーズの短編哀切の嘘
加賀刑事の鋭い着眼
初めて読んだ東野圭吾の短編集
うーん…。
嘘をもうひとつだけ、読了。
東野圭吾15冊目。
バレエ団の事務員が自宅マンションのバルコニーから転落、死亡した。事件は自殺で処理の方向に向かっている。だが、同じマンションに住む元プリマ・バレリーナのもとに一人の刑事がやってきた。彼女には殺人動機はなく、疑わしい点はなにもないはずだ。ところが…。人間の悲哀を描く新しい形のミステリー。
ここでまさかの短編集。
そして、全てに加賀恭一郎が登場。
短編なので、ミステリーとしての深みが出てないというか、ほぼ犯人が分かっているような書き方をしているのがちょっと残念。
そして、殆どが似たような感じの構成になっているのもちょっと物足りない。
評価:★★★★ 4.0
やはり東野作品は長編の方が良い気がする。