旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。
2008年09月13日
メディアワークス
売り上げランキング: 2245
あんまり…
とても面白かったです
未熟か否かと問われれば未熟だ。だが、魅力的か否かと問われれば大変魅力的だ!
新しい形の旅
旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。、読了。
ちょっと間が開きました。
Fとかとか真田幸村とかしてたのが多分原因。
さてさて内容ですが、
「喪失症」で滅びつつある世界をスーパーカブに乗って"少年"と"少女"の二人が旅する話。
引用符を付けたのはちゃんと意味があって、この小説には固有名詞が一切出てこない。
それがまさに「喪失症」の症状。
そんな中、二人は「世界の果て」を目指して旅するんです。
といった感じで、設定が結構奇抜ながらも内容は意外にまったり。
少年と少女がなかなか幸せな感じ。
でも恋人ではないらしい。
途中、人力飛行機とかが突然訳も分からず現れたりするんですが、道中に遭遇した1つの出来事という感じで、大した意味は無かったりする。
そういえば、地の文が少年の心情だったり少女だったり、その他登場人物だったりして、ちょっとわかりにくい部分がある気がした。
そこら辺は、この作者の特徴なのかな?
でも、この作品しか書いてないみたいだから何ともいえない。
評価:★★★★ 4.0
「おもしろい!」とか「泣ける!」とか言うものではなくて、何となく進んでいく二人旅をまったり眺めている感じ。
絶賛するほどでも無いけれど、すぐに飽きる感じでもない。
まったり好きの方には良いかも。
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嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん6巻がいつの間にか(9/10)発売してたので、amazonでポチっと。
狼と香辛料9巻も出たみたい?
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