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斜め屋敷の犯罪

2014年10月12日

斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)
島田 荘司
講談社
売り上げランキング: 41,173
北海道の最北端、宗谷岬の高台に斜めに傾いて建つ西洋館。「流氷館」と名づけられたこの奇妙な館で、主人の浜本幸三郎がクリスマス・パーティを開いた夜、奇怪な密室殺人が起きる。招かれた人々の狂乱する中で、またもや次の惨劇が…。恐怖の連続密室殺人の謎に挑戦する名探偵・御手洗潔。本格推理名作。

まさにミステリな作品。
舞台となる屋敷があって、容疑者または被害者となる客達が招待されて、殺人が発生して、謎解きが始まる。

特徴は、屋敷の構造が変わっていること。
床が傾いているのに加えて、階段の配置が特殊で各部屋の行き来に制限がある。

床の傾きなんて読んでる中で忘れてしまうんだけど、わざわざそういう設定にしているには訳があって、まさにそれを利用したトリックが使われている。

ただね、いくら条件は揃ったといっても、トリックがかなり難解。
前半に登場するヒントらしきものも、トリックの本質には関係ないミスリードに近いものだったりする。

本当に全てがトリックのためだけに作られた設定だった。
ミステリ要素しかないミステリ。

評価:★★★★ 4.0

本格ミステリにけち付けるのもあれだけど、読み物としてはちょっと面白みに欠けた気がした。

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