人類は衰退しました: FreeTimes

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田中ロミオ
小学館
売り上げランキング: 531

おすすめ度の平均:

ふぁんたじっくSF。本領発揮はこれから？

授業中に読むのはお勧めしない。

妖精さんいらっしゃ〜い

ユルユル　あまあま　だけど　ちょっぴり　ぴりから

やさしくかわいい幻想物語

人類は衰退しました、読了。

まったりゆるゆる妖精ファンタジー。

人類はほぼ衰退してます。
その代わり、妖精さん達が繁栄してます。

国連調停員になった少女？と妖精さん達が戯れるお話。

「にんげんさんだー」「うおー」「まじなのです」「ちかよってもへーき？」「おこられない？」「これからどうなってしまうのかー？」「あやー」「おおきいですー」「ごぼてんすきです？」「ひえー、ひえー」「のっけてください！」　　（P.147）

とりあえず妖精さんが可愛いです。
これが駄目な人は多分駄目です。
妖精と少女の会話のリズム感と脱力感がたまらない。

絵は、内容にはもの凄くあってるんですが、単体としては、個人的にはのーぐっど。
カバー無しで読む勇気は無いです。

あと、印象的だったのは、ほぼ1文ごとに改行されているところ。
普通の小説ではちょっと珍しい気がする？
読みやすいと言えば読みやすいけど、少し違和感。

挿絵見て思ったんですが、
主人公の少女の髪の毛の先端がどう見てもホイミスライムの足（触角？）にしか見えません。

ところで、
作者の田中ロミオ氏は一部の人たちには結構有名な方らしいですね。
健全なこの私には何のことだかさっぱり。
平成生まれの人はその名前でググってはいけないらしいです。
うーん。何のことでしょう。

amazonレビューによると、氏はKeyの新作ゲームのシナリオも担当するようです。
すごいなー。

さて。

評価：★★★★

ゆるゆる話なので、先がすげー気になる！とかいう感じではないんですが、普通に面白かった。
3巻まで買ったので続けて読みます。

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