WmiPrvSE.exeのCPU使用率が高いときの対処法
2018年02月18日
先日から、特にアプリケーションを起動していないのにCPU使用率が15%くらい使われているのに気づいた。
タスクマネージャのプロセスには現れなかったから、多分OSの何かしらのプロセスだと思ったんだけどよく分からなかった。
■原因は「WmiPrvSE.exe」
タスクマネージャの「パフォーマンス」タブにある「リソースモニター」を開いたところ、OSのプロセスのCPU使用率を見れることが分かった。
それを見てみると、「WmiPrvSE.exe」っていうプロセスが原因であることが判明。
「WmiPrvSE.exe」はWindowsのWMIっていうサービス?を担っているプロセスのようだけど、細かいことはよく分からない。
Q 1. WMI はどのようなツールで、どのような機能を提供しますか。(参照:https://technet.microsoft.com/ja-jp/scriptcenter/ff576025.aspx)
Windows Management Instrumentation (WMI) は、Windows 管理技術の中核を担っています。WMI は、ローカル コンピュータとリモート コンピュータの両方の管理に使用できます。WMI は、プログラミング言語やスクリプト言語で日常的な管理タスクを実行するための一貫したアプローチを提供します。たとえば、次のようなことが可能です。
リモート コンピュータ上のプロセスを起動できます。
特定の日時にプロセスを実行するようにスケジュールを設定できます。
コンピュータをリモートで再起動できます。
ローカル コンピュータまたはリモート コンピュータにインストールされているアプリケーションのリストを取得できます。
で、この「WmiPrvSE.exe」をどうにかしないといけないわけだけど、これはOSのプロセスだから単純にプロセス自体を殺せば良いってものでもない。
■「Windows Repair」というソフトで対処
色々調べてみると、「Windows Repair」っていうWindowsの修復ソフトでWMIの問題も解決出来そうな感じだったので、試してみた。
ちょっと古いけどGIGAZINEのページが分かりやすいのでリンクを貼っておくよ。
⇒クリックしていくだけでWindowsのエラーや不具合を修復できるフリーソフト「Windows Repair」
「Windows Repair」はWindowsのレジストリとかサービスとか色々な修復をやってくれるらしい。
事前に復元ポイントも作るし、バックアップもしてくれるから、万が一問題が起きても安心。
早速手順に従って実行。
ウィザード形式なので、言われるがままにクリックしていけばOK。
最後に再起動して、完了。
■結果
OS再起動後にCPU使用率をみてみると、異常に高かった状態が解消した。
リソースモニターを見ても、CPU使用率上位に「WmiPrvSE.exe」はいなくなった。
大成功。
■まとめ
「WmiPrvSE.exe」のCPU使用率が高いときは、「Windows Repair」でWindowsの修復を行うと直る。
⇒Tweaking.com - Windows Repair Free/Pro
Tweaking.comが「Windows Repair」の公式サイト。
似た名前の怪しいウィルスみたいなのもあるから、公式サイトに直接飛ぶのが安全。
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