嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん9: FreeTimes

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入間人間
アスキーメディアワークス
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おすすめ度の平均:

長瀬の死を契機に始まった主人公の精神崩壊。評価は持ち越し。

壊れてしまった『ぼく』

嘘つきみーくんと壊れた××

みーくんの本音が知れると思う

みーまー最終章

みんな大好きみーまーの9巻です。
これ読む前に「とある飛空士への追憶」を2度目読みしてたりしてました。

それにしても、
入間さんは本当に壊れた文章大好きみたいですね。
非常に読みにくい。
改行無しの壊れた文章が6ページ続くとかなかなか凄いですよ。

で、内容についてですが。
なんとまさかの次巻完結。
今回は全ての謎が謎のままで、唯一判明していることは8巻の最後に書かれている。
新たな事実は殆ど無し。
こんなに話が進まずに200ページ書ける作家ってすげーって感心しました。
壊れたみーくんをお楽しみ下さいと言うことですね。

次巻はいつ出るのかな？
あまり離れてると今回の内容を忘却して次巻が意味不明になる恐れが…。
やっぱり小説は1話完結が好きです。

そういえば、
今回は表紙裏（≠裏表紙）が真っ白だと思ったら、なんとど真ん中に。
これはもはや表紙裏ならぬ背表紙裏。
そしてそこに書かれた1文が怖いですね。
ミスリードか伏線か。
謎すぎる。

そして、
毎度楽しみなあとがきは、なんと、電波女と青春男3からの続き。
電波女を未読な読者は何のことかさっぱり分からないという素晴らしい事になってます。
こっちはこっちで結構面白い感じで続きが気になるかも。

評価：★★★☆ 3.5

良くも悪くも次巻次第。

FreeTimes