XREAでMovable Type3.3を設置する
2006年07月10日
なんとか一通りの設置が完了したので、ここでXREAでのMovable Typeの設置方法をまとめてみます。
参考にさせて頂いた多くのサイトに感謝。
長ーいので追記にてどうぞ。
1.XREAの管理画面でデータベースを作成する。
アカウント名にハイフン「-」が含まれるとデータベースが作成出来ない。これは正直参った。
XREAでは文字コードがEUC-JP以外はサポートされていないとか何とかで、とりあえずEUC-JPにしておく。
ちなみに今回作成したのはMYSQL。
データベースの作成には2~3時間かかる。
2.Movable Type3.3本体をダウンロードする
ダウンロードは「Six Apart - Movable Type」から。
3.「mt-config.cgi-original」を編集する
まず、ファイル名を「mt-config.cgi-original」から「mt-config.cgi」にリネーム。
15行目の、
CGIPath http://www.example.com/cgi-bin/mt/
これを、自分のサーバーに合わせて変更する。
最初はhtt://から始めたパスを入れたけど上手くいかず、
CGIPath /mt/
こんな感じにしたら上手く動作しました。
動かなかったら色々試してみると良いかも。
ちなみに、うちの場合は
「http://blog.hp-improve.com/mt/」
にMTのcgiファイルを入れています。
21行目の、
StaticWebPath http://www.example.com/mt-static
これも同じ要領で、
StaticWebPath /mt/mt-static
こんな感じに変更する。
27行目以下のMYSQLの部分の、
ObjectDriver DBI::mysql
Database DATABASE_NAME
DBUser DATABASE_USERNAME
DBPassword DATABASE_PASSWORD
DBHost localhost
これらを
ObjectDriver DBI::mysql
Database ユーザー名
DBUser ユーザー名
DBPassword パスワード
DBHost localhost
こんな感じに変更する。
その他3つの使わないデータベース設定の部分は行頭に「#」を付けてコメントアウトする。
4.ファイルをアップロードする
とりあえず全部アップロードしちゃいます。
アップロードする場所は上記のCGIPathで指定した場所に。
パーミッションも適当に設定。
5.ファイルをチェックする
http://MTをアップロードしたディレクトリへのパス/mt-check.cgi
ここにアクセスしてチェックをします。
ページ最下部に、
「Movable Typeのシステム・チェックは、無事に完了しました」
って書かれていればOKらしいです。
6.ログインする
http://MTをアップロードしたディレクトリへのパス/mt.cgi
にアクセスして、上手く表示されたら、ユーザー名とかパスワードとかを入力して、
「インストールを実行」
をクリック。
その後、
「Movable Typeにログインしてください」
をクリックしてログイン。
7.ブログの設定をする
ログイン直後の画面に、
「重要!はじめにブログを設定してください」
っていうのが表示されているのでクリック。
ブログ名とかサイトURLとかを入力して、設定保存。
動作確認の為に左のメニューから「再構築」をして、「サイトを確認」からブログページに飛んでちゃんと表示されているかを確認。
ちゃんと表示されていれば一応初期設定完了。
後は適当に色々いじくってみる。
以下は当ブログでの追加設定などです。
追加1.Perl版ダイナミック・パブリッシングを導入
「The blog of H.Fujimoto」様で配布されている「Perl版ダイナミック・パブリッシング」を導入してみます。
「再構築不要化カスタマイズ(全SQL対応・その1)」から「その3」までを読んでその通りに導入します。
(記事へのリンクはURLが変更になる場合があるので、デッドリンクの場合は該当記事を自分で探して下さい。)
「Perl版ダイナミック・パブリッシング」のメリットを挙げておきます。
・再構築にかかる時間が短縮される
・ページキャッシュによって1度読み込まれたページは瞬時に表示出来るようになる。
(通常のダイナミック・パブリッシングでは、読み込むたびに動的出力をするので時間と負担がかかる。)
(キャッシュされていないページは表示に多少時間がかかる。)
・Perlなので殆どのプラグインが使える
(PHPを使う通常のダイナミック・パブリッシングではプラグインが使えなくなるらしいです。)
追加2.配布されているテンプレートを導入する
標準装備のテンプレートではちょっと物寂しいので、他のサイトで配布されているテンプレートをいれてみます。
当ブログでは「小粋空間」様で配布されているMT3.3用のテンプレートを使用させて頂きました。
まず、テンプレートページ(リンク先変更の可能性あり)からMT3.3用のテンプレをダウンロード。
README.txtにしたがって、設定画面の「テンプレート」項目から必要なテンプレートを全て書き換える。
書き換え終わったら、全てのファイルを「再構築」します。
ここで表示の確認をすると、
「Parse error: syntax error, unexpected T_STRING in」
こんな訳の分からんエラーが発生します。
「おじさんの備忘録」様の「PHP化したMovableTypeでXML宣言」この記事によると、
どうやら「Perl版ダイナミック・パブリッシング」を入れた状態でxml宣言をしたのが問題だったらしい。
ここで、各テンプレートの1行目にに書かれているxml宣言を、
<?="<?xml version=\"1.0\" encoding=\"<$MTPublishCharset$>\"standalone=\"no\" ?>\n"?>
こんな感じに全て書き換える。
書き換えたら全てのファイルを再構築。
これで表示確認出来れば導入完了です。
お疲れ様でした。
疲れました。
old « 初めてのMovable Type | メイン | 色々試していると… » new
コメント
初めまして!
こちらの記事を参考にMTをインストールしたらあっさり出来てしまいました。
ありがとうございました。
Posted by: ryo | 2007年05月19日 17:16